香椎駅 -かしい- Kashii Sta.

-駅情報- 最終訪問 2013年08月14日
駅住所 福岡市東区香椎駅前1丁目11-1
開業日 1890年09月28日
事業者 九州旅客鉄道
支社名 北部九州地域本社
路線 鹿児島本線 香椎線
駅員配置 JR九州直営駅 業務委託駅(フレスタ口、九州高校口)
改札口 3箇所
駅構造 地上駅 - 相対式1面1線、島式ホーム2面2線
 福岡市の東区に位置し、人口30万人の中心駅である。駅名板に描かれているロゴのようなものは、東区のシンボルマークであり、この駅が福岡市東区の象徴であるかのようにも思える。JR管内の駅でも常にトップ10入りする乗降数であり、鹿児島本線・香椎線の相互乗換駅である。また会社間の放送や案内は行わないものの、徒歩5分圏内に西鉄貝塚線の西鉄香椎駅が存在し、隣駅の再開発地域、千早駅周辺と合わせて人の行き来が激しい。北側約2キロ先の片男佐海岸沖には福岡市が進める人口島事業を始め、複数の団地が存在し、ベットタウンとしても有名である。また大型複合商業施設の出店により、人の流れは北側へ流れている傾向もある。かつての香椎駅周辺は、いくつもの商店街が存在し、2002年に民事再生法を申請し店舗廃業した九州大手だった寿屋の存在や、北側数百メートルに位置する国道三号線沿いには、500メートル圏内にダイエーが2店舗も構えていた時代もあり、駅周辺の賑わいが想像出来ることだろう。双方のダイエーへ続いていた商店街は、現在ほとんどがシャッター街化としており、一部は西鉄香椎駅の高架化事業の際に、高架下や周辺の複合ビルに集約されたものの、非常に厳しい状態が続いている。また、JR香椎駅周辺を含め国道三号線までは、古くからの街並みが続き、自動車1台がやっと通行出来るような狭い路地が多い。西鉄香椎駅周辺の高架化事業と合わせて、香椎駅周辺の再開発が行われ、商店街を含め現在の街並みは数年後にほとんどが消滅するものと思われる。数年前と数年後の変貌振りは、恐らく原形を留めないほどになるだろう。

周辺道路は、路側帯を越えないと離合出来ない
周辺の都市計画図 青○が左写真の位置

 駅周辺の商業施設も豊富であったが、駅本屋自体も全盛期の頃建てられたこともあり、JR九州が運営する駅ビルフレスタとして1996年にリニューアルされている。常にテナントが埋まり、有数な有名の店舗が軒を連ねていたが、先に何度も述べているとおり、2003年の大型複合商業施設の出店や同年には隣駅の千早駅の完成により、香椎駅の利用者減は歯止めが掛からない状態であり、フレスタ香椎はほぼ運営されていない状態に等しい。

フレスタ香椎や周辺のシャッター街は、→
とある複合商業施設の清栄へと繋がった

 駅舎は地上三階建て。現在は小規模な雑貨店や、小さな診療所がポツポツ入店している。また、駅舎外観の写真を見て分かるように、左側は全くをもっての張りボテ構造である。将来の拡張を見越してなのか、外見のデザインを重視したのかは定かではない。
1階は正面改札のほか、みどりの窓口やJR九州旅行のカウンターがある。また2階には「フレスタ口」改札があり、跨線橋と直結している。跨線橋はそのまま東側にある「九州高校口」改札とも直結しているが、後者二つは委託駅員が配置されており、終日営業しているわけではない。
 九州高校をはじめ、香椎は学校の多い街でもあり、朝の通勤ラッシュ時以外にも、夕刻の学生ラッシュにはホーム上は学生でごった返し、凄まじいものとなる。因果関係は定かではないが、近郊の駅としては発車ベルを1〜3番線に設置しており、車掌にもよるが乗車促進を行う姿も多々見られる。
 ホームは、駅ビル直結の相対式1面が鹿児島本線の上りではあるが、かつては、竹下に寝床を持つ香椎線の送り込み回送の一部が、博多始発の場合のみ1番線から西戸崎行きが発車していた。また逆に、竹下へ戻る場合の車両は、西戸崎発・博多行きが存在し、ラッシュ時には箱崎通過の快速まで存在していた。この場合の香椎線は3番線を利用し、鹿児島本線へ直結していた(宇美方面からの鹿児島本線直通はありませんでした)。同様に、3番線は鹿児島本線との併用であり、下り2番線の待避用として利用される。上りの待避は1番線であり、本線は中線の通過線と言えるだろう。4・5番線は香椎線専用であり、架線は敷かれていない。また3〜5番線を利用する香椎線は、上り下りの乗り場を定めておらず、全くをもって順不同であり、定時利用以外では混乱を招く厄介な駅である。さらに言うならば、西戸崎〜宇美の通し列車のほかに、香椎止め回送や折り返し列車もほぼランダムで発生するダイヤグラムであり、様々な面で苦労する路線でもある。
 国鉄末期には、1日数往復程度しか存在しなかった香椎線だが、JR化後に交換設備の新設による大幅増便に加え、海の中道へのリゾートアクセスとして、水戸岡鋭治氏がデザインしたキハ58系をベースに改造されたジョイフルトレイン「アクアエクスプレス」が大きな話題となり、一時期の香椎〜西戸崎間は15分ヘッドであった。モータリゼーションの影響から、現在は全区間にて20分ヘッドとなっており、うち1本は雁ノ巣にて運転を打ち切っているものの、イベント発生時などは増発列車や増結列車を見ることも出来る。
長崎から臨時運用に就くSSL色200系(2002年)
こぼれ話となるが、かつて香椎線では1997年7月〜2003年3月まで、キハ200系列が運用されていた。これは都市部を担う混雑防止策の一環として、気動車でありながらもオールロングシート・トイレ無しと言うあたらしコンセプトで500番台1500番台がそれぞれ新造されたものの、現存の40系列との併結が困難であり、また駅間の短い香椎線では本来の性能が発揮出来ないなどの要因から、大分や鹿児島、長崎などへそれぞれ左遷されている。

毎年9月に行われる、東区香椎浜花火大会は片男佐海岸が会場となる。
不景気による相次ぐ資金不足により、中止の声が飛び交っていたが、2003年以降は一切中止の声はなくなった。
もはや、香椎の大きな綱となるのは、とある大型商業施設の行く末に左右されそうである。
駅名板 駅名板(5番線) 1番線から小倉方面 2番線から博多方面 5番線から宇美方面
1番線昇降風景 5番線エレベーター 跨線橋風景 正面改札口 2階フレスタ口
九州高校口 駅名板(現在撤去) 構外跨線橋より博多方面 構外跨線橋より小倉方面


-駅の音-
九州主要放送”1期型が今なお現存しています。私が初めて聞いたのが1997年でしたので、導入はそれ以前になりますが、当時は遅延放送が存在していました。台風襲来時に「遅れ約500分…」とか、混乱した放送が流れていたのをはっきり覚えています。初期収録は2000年の7月です。
「接近放送」→「到着+のりかえ放送」→「発車放送」 + 「通過放送」「遅延放送」がありました。
2006年にて、“九州主要放送”の全てにおいて「到着放送」のフレーズが ご乗車ありがとうございました へと変更となり、その際に遅延放送が無くなっています。また、L特急のフレーズは 特急 に通過放送の言い回しも変更となりました。また、香椎線の運用が雁ノ巣打ち切り列車が増えたため、のりかえ放送は 海の中道方面.... のフレーズは消滅しました。
 1期型の特性?なのでしょうか、スピーカーとの相性もありますが(特にワイドレンジ箱形を示す)、音割れが激しいです。ハウステンボス駅も、スピーカー交換以前は激しい音割れが生じていました。
 この駅では、JR九州では殆ど例のない発車ベルが存在します。独特の低い音色で、促進どころか乗車を拒みそうなベルです。1番線にはパナソニック製の簡易的なスイッチ(一般住宅にある♪マークのピンポン型)、2・3番線には、カンノ製作所の3段切り替えスイッチがそれぞれ2箇所程度あります。停止位置にもよりますが、毎回鳴るわけではなく、車掌次第と言った所です。4・5番線にはありません。
◆ 〜現在
<スピーカー> TOA箱形(1番線) ワイドレンジ箱形(2,3番線) TOAホーン小(4,5番線)
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材 コメント
1 鹿児島本線 折尾・小倉・門司港 接近放送・男性(普通・門司港)
通過放送・男性
九州標準 PCM
2 鹿児島本線 博多・鳥栖・久留米 接近放送・女性(普通・鳥栖)
通過放送・女性
九州標準 PCM
実際は2回鳴ります
◆ 〜2010年
<スピーカー> カンノ ワイドレンジ小
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材 コメント
1 鹿児島本線 折尾・小倉・門司港 接近放送(男性)
通過放送(男性)
九州広域 MD 笹原にて収録
2 鹿児島本線 博多・鳥栖・久留米 接近放送(女性)
通過放送(女性)
九州広域 MD 笹原にて収録
◆ 〜2002年冬季
<スピーカー> カンノ ワイドレンジ小
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材 コメント
1 鹿児島本線 折尾・小倉・門司港 接近メロディ−+放送(男性) パルティータK-1 CMT フルコーラス
2 鹿児島本線 博多・鳥栖・久留米 接近メロディ−+放送(女性) パルティータK-2 CMT (ベル省略)



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(2004年4月9日 2011年8月26日 2013年8月14日調査  現在)
(最終更新日 2013年08月19日)

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← かしいじんぐう
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Kashii
きゅうさんだいまえ →
わじろ →


駅名板
香椎駅 駅名板(3番線) 駅名板(5番線)


 駅の音

スピーカー:TOA箱形(1番線) ワイドレンジ箱形(2,3番線) TOAホーン小(4,5番線)

路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
1 鹿児島本線 赤間・折尾・小倉 方面 未収録 九州主要
2 鹿児島本線 吉塚・博多・二日市 方面 接近放送(特急きらめき・博多)
到着+のりかえ放送
発車ベル
発車放送+ベル(普通・博多)
発車放送(特急きらめき・博多)
発車放送(普通・荒尾)
通過放送(特急)
九州主要 PCM
3 鹿児島本線
香椎線
吉塚・博多・二日市 方面
西戸崎・宇美 方面
未収録 九州主要
4 香椎線 西戸崎・宇美 方面 接近放送
到着+のりかえ放送
発車放送(普通・西戸崎)
九州主要 PCM
5 香椎線 西戸崎・宇美 方面 接近放送(折り返し 普通・宇美)
到着+のりかえ放送
発車放送(普通・宇美)
九州主要 PCM


◆ 旧フレーズ(2006年夏頃以前) 収録は全て2000年

路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
1 鹿児島本線
香椎線
赤間・折尾・小倉 方面
雁ノ巣・西戸崎 方面
接近放送(普通・西戸崎)
到着+のりかえ放送+発車ベル
発車放送(普通・西戸崎)
発車放送(L特急にちりん・宮崎空港)
九州主要 CMT
2 鹿児島本線 吉塚・博多・二日市 方面 接近放送(普通・肥前山口)
接近放送(快速・荒木)
接近放送(L特急ソニック・博多)
到着+のりかえ放送
発車放送(普通・肥前山口)
発車放送(快速・荒木)
発車放送(L特急ソニック・博多)
通過放送(特急列車)
通過放送(貨物列車)
九州主要 CMT
3 鹿児島本線
香椎線
吉塚・博多・二日市 方面
西戸崎・宇美 方面
接近放送(折り返し 普通・宇美)
発車放送(普通・西戸崎)
九州主要 CMT
4 香椎線 西戸崎・宇美 方面 到着+のりかえ放送 九州主要 CMT
5 香椎線 西戸崎・宇美 方面 発車放送(普通・西戸崎) 九州主要 CMT


◆ 特別編 - 臨時列車

路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
2 鹿児島本線 吉塚・博多・二日市 方面 接近放送(有田陶器市号・早岐) 九州主要 MD




 駅の様子


ホーム風景(1番線から小倉方面を望む) ホーム風景(2番線から博多方面を望む) ホーム風景(5番線から宇美方面を望む)
1番線昇降風景 5番線昇降機 跨線橋風景
名所案内板(現在撤去) 構外跨線橋から、博多・宇美方面 構外跨線橋から駅全景
正面改札口 2階フレスタ口改札 九州高校口


 駅情報

駅・町情報  福岡市の東区に位置し、人口30万人の中心駅である。駅名板に描かれているロゴのようなものは、東区のシンボルマークであり、この駅が福岡市東区の象徴であるかのようにも思える。JR管内の駅でも常にトップ10入りする乗降数であり、鹿児島本線・香椎線の相互乗換駅である。また会社間の放送や案内は行わないものの、徒歩5分圏内に西鉄貝塚線の西鉄香椎駅が存在し、隣駅の再開発地域、千早駅周辺と合わせて人の行き来が激しい。北側約2キロ先の片男佐海岸沖には福岡市が進める人口島事業を始め、複数の団地が存在し、ベットタウンとしても有名である。また大型複合商業施設の出店により、人の流れは北側へ流れている傾向もある。かつての香椎駅周辺は、いくつもの商店街が存在し、2002年に民事再生法を申請し店舗廃業した九州大手だった寿屋の存在や、北側数百メートルに位置する国道三号線沿いには、500メートル圏内にダイエーが2店舗も構えていた時代もあり、駅周辺の賑わいが想像出来ることだろう。双方のダイエーへ続いていた商店街は、現在ほとんどがシャッター街化としており、一部は西鉄香椎駅の高架化事業の際に、高架下や周辺の複合ビルに集約されたものの、非常に厳しい状態が続いている。また、JR香椎駅周辺を含め国道三号線までは、古くからの街並みが続き、自動車1台がやっと通行出来るような狭い路地が多い。西鉄香椎駅周辺の高架化事業と合わせて、香椎駅周辺の再開発が行われ、商店街を含め現在の街並みは数年後にほとんどが消滅するものと思われる。数年前と数年後の変貌振りは、恐らく原形を留めないほどになるだろう。
周辺道路は、路側帯を越えないと離合出来ない 周辺の都市計画図 青○が左写真の位置

 駅周辺の商業施設も豊富であったが、駅本屋自体も全盛期の頃建てられたこともあり、JR九州が運営する駅ビルフレスタとして1996年にリニューアルされている。常にテナントが埋まり、有数な有名の店舗が軒を連ねていたが、先に何度も述べているとおり、2003年の大型複合商業施設の出店や同年には隣駅の千早駅の完成により、香椎駅の利用者減は歯止めが掛からない状態であり、フレスタ香椎はほぼ運営されていない状態に等しい。

フレスタ香椎や周辺のシャッター街は、→ とある複合商業施設の清栄へと繋がった

 駅舎は地上三階建て。現在は小規模な雑貨店や、小さな診療所がポツポツ入店している。また、駅舎外観の写真を見て分かるように、左側は全くをもっての張りボテ構造である。将来の拡張を見越してなのか、外見のデザインを重視したのかは定かではない。
1階は正面改札のほか、みどりの窓口やJR九州旅行のカウンターがある。また2階には「フレスタ口」改札があり、跨線橋と直結している。跨線橋はそのまま東側にある「九州高校口」改札とも直結しているが、後者二つは委託駅員が配置されており、終日営業しているわけではない。
 九州高校をはじめ、香椎は学校の多い街でもあり、朝の通勤ラッシュ時以外にも、夕刻の学生ラッシュにはホーム上は学生でごった返し、凄まじいものとなる。因果関係は定かではないが、近郊の駅としては発車ベルを1〜3番線に設置しており、車掌にもよるが乗車促進を行う姿も多々見られる。
 ホームは、駅ビル直結の相対式1面が鹿児島本線の上りではあるが、かつては、竹下に寝床を持つ香椎線の送り込み回送の一部が、博多始発の場合のみ1番線から西戸崎行きが発車していた。また逆に、竹下へ戻る場合の車両は、西戸崎発・博多行きが存在し、ラッシュ時には箱崎通過の快速まで存在していた。この場合の香椎線は3番線を利用し、鹿児島本線へ直結していた(宇美方面からの鹿児島本線直通はありませんでした)。同様に、3番線は鹿児島本線との併用であり、下り2番線の待避用として利用される。上りの待避は1番線であり、本線は中線の通過線と言えるだろう。4・5番線は香椎線専用であり、架線は敷かれていない。また3〜5番線を利用する香椎線は、上り下りの乗り場を定めておらず、全くをもって順不同であり、定時利用以外では混乱を招く厄介な駅である。さらに言うならば、西戸崎〜宇美の通し列車のほかに、香椎止め回送や折り返し列車もほぼランダムで発生するダイヤグラムであり、様々な面で苦労する路線でもある。
 国鉄末期には、1日数往復程度しか存在しなかった香椎線だが、JR化後に交換設備の新設による大幅増便に加え、海の中道へのリゾートアクセスとして、水戸岡鋭治氏がデザインしたキハ58系をベースに改造されたジョイフルトレイン「アクアエクスプレス」が大きな話題となり、一時期の香椎〜西戸崎間は15分ヘッドであった。モータリゼーションの影響から、現在は全区間にて20分ヘッドとなっており、うち1本は雁ノ巣にて運転を打ち切っているものの、イベント発生時などは増発列車や増結列車を見ることも出来る。
長崎から臨時運用に就くSSL色200系(2002年)
こぼれ話となるが、かつて香椎線では1997年7月〜2003年3月まで、キハ200系列が運用されていた。これは都市部を担う混雑防止策の一環として、気動車でありながらもオールロングシート・トイレ無しと言うあたらしコンセプトで500番台1500番台がそれぞれ新造されたものの、現存の40系列との併結が困難であり、また駅間の短い香椎線では本来の性能が発揮出来ないなどの要因から、大分や鹿児島、長崎などへそれぞれ左遷されている。

毎年9月に行われる、東区香椎浜花火大会は片男佐海岸が会場となる。
不景気による相次ぐ資金不足により、中止の声が飛び交っていたが、2003年以降は一切中止の声はなくなった。
もはや、香椎の大きな綱となるのは、とある大型商業施設の行く末に左右されそうである。
放送・放送設備 九州主要放送”1期型が今なお現存しています。私が初めて聞いたのが1997年でしたので、導入はそれ以前になりますが、当時は遅延放送が存在していました。台風襲来時に「遅れ約500分…」とか、混乱した放送が流れていたのをはっきり覚えています。初期収録は2000年の7月です。
「接近放送」→「到着+のりかえ放送」→「発車放送」 + 「通過放送」「遅延放送」がありました。
2006年にて、“九州主要放送”の全てにおいて「到着放送」のフレーズが ご乗車ありがとうございました へと変更となり、その際に遅延放送が無くなっています。また、L特急のフレーズは 特急 に通過放送の言い回しも変更となりました。また、香椎線の運用が雁ノ巣打ち切り列車が増えたため、のりかえ放送は 海の中道方面.... のフレーズは消滅しました。
 1期型の特性?なのでしょうか、スピーカーとの相性もありますが(特にワイドレンジ箱形を示す)、音割れが激しいです。ハウステンボス駅も、スピーカー交換以前は激しい音割れが生じていました。
 この駅では、JR九州では殆ど例のない発車ベルが存在します。独特の低い音色で、促進どころか乗車を拒みそうなベルです。1番線にはパナソニック製の簡易的なスイッチ(一般住宅にある♪マークのピンポン型)、2・3番線には、カンノ製作所の3段切り替えスイッチがそれぞれ2箇所程度あります。停止位置にもよりますが、毎回鳴るわけではなく、車掌次第と言った所です。4・5番線にはありません。


駅住所 福岡市東区香椎駅前1丁目
開業日 1890年09月28日
駅構造 地上駅(橋上駅舎)
駅形態 相対式ホーム1面1線 島式ホーム2面4線
 1番線-鹿児島本線・上り
 2番線-鹿児島本線・下り
 3番線-鹿児島本線・下り(待避線)、香椎線
 4番線-香椎線
 5番線-香椎線
改札口 3箇所
出入口 正面 フレスタ口 九州高校口
駅員配置 JR九州直営駅 業務委託駅(フレスタ口、九州高校口)
支社名 北部九州地域本社
みどりの窓口 あり
キオスク なし
トイレ あり
喫煙所 あり
自動改札機 あり
自動券売機 あり
エレベーター あり
エスカレーター あり



(1996年12月 2000年7月 2001年4月 2002年6月 2004年12月など多数  2011年8月6日調査 現在)
(最終更新日 2011年8月10日)

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