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筑前山手駅 駅名板 駅名板(改称前)


 駅の音

スピーカー:TOAホーン小

2009年度、標準放送の「九州主要簡易版」に変更。
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
福北ゆたか線 桂川・飯塚・直方 方面
篠栗・吉塚・博多 方面
上り接近放送・男性(低速.ver) (52KB/11秒)
下り接近放送・女性(低速.ver) (61KB/11秒)
福北型 MD




 駅の様子

出入口付近 昇降風景
頂上… 最上階の改札・待合所風景 ホーム風景(飯塚方面を望む) ホーム風景(博多方面を望む)


 駅情報

駅・町情報 糟屋郡篠栗町の東端、八木山バイパスの分岐点の国道201号線に沿って、筑前山手駅はある。
駅情報を文章で表すならば、何ら普通にある地方の単式ホーム駅なのだが、ここの場合は大きく異なる。列車での訪問ならばあまり違和感がないかもしれないが、国道を走行していると、高架線路脇に何やらビルが建っている異様な姿がある。お世辞ではないが、決して綺麗とは言えない、コンクリートむき出しのペンシルビルがそびえ立つ。真下まで来て“筑前山手駅”と言う看板を見るまでは、それが駅だとは思うまい。
例えは大げさかもしれないが、実際に地上からホームまでは5〜6階相当の階段だけのビルが存在し、高架線むき出しにホームが設けられている。このような異様な形になったのは、そもそも篠栗線延伸(1968年5月25日に篠栗〜桂川間)時には、城戸(現:城戸南蔵院前)・九郎原・筑前大分の3駅にて同時開通開業予定だったが、地元からの要望により設置が決定。山間部の地形と高架線区間の場所柄、やむなくこのような形になってしまった模様。今日では開業以来、階段の多い駅としては九州一を誇り続けている。
開設に際し要望があったとは言え、決して集落の多い地域とも言えず、目の前を高速で自動車が通過する数の方が圧倒的に多いと思う。何度も訪問しているが、一度も人間と遭遇したり乗降している光景を見たことが無く、駅前に自転車を置くスペースすら無い場所柄、利用者は乏しいとも言えるだろう。ちなみに特急・快速などの優等列車は通過し、日中は毎時1本しか停車していない。また、篠栗の霊場巡りとして周辺に寺院が点在しているが、利用者の大半はお隣の城戸南蔵院駅で乗降している。
かつて駅前には商店兼簡易委託の切符売り場があった。また現在では無人駅であるが、開業以来駅員が出札業務を行っていたかは定かではない。今日の切符の購入は、ビルの入り口に券売機が設置されている。以前訪問した時には、ビルの最上階に設置してあったが、破壊による犯罪で人目の近い下層へ移したとか。とは言えども、道路からでも2m程の高さに位置し、決して安全とも言い難い。



2001年の、篠栗線・筑豊本線の一部電化・福北ゆたか線への愛称改称時に併せて、中央部入り口付近が嵩上げされている。しかし、列車が停車しているのは中央からズレた場所であり、飯塚寄りに乗車していたものならば、中央部まで歩いた挙げ句、100段近い階段を下らなければならない。なんとも乗客に優しくない駅である。
ちなみに同線内で唯一、離合設備をもたない駅である。構造上やむを得ないが、ラッシュ時の対応として便数向上を図れないのは、同線の単線区間と離合設備が整えないのが原因かもしれない。
放送・放送設備 電化開業時に放送設備が整い、単式ホームながらも上下線別に標準放送があります。
初回訪問時から現在に至り、日によって放送の速度が異なる謎仕様です。
同線区内の他駅同様、各2回ずつ鳴りますが、冒頭ベルが短いのが特徴である。


駅住所 福岡県糟屋郡篠栗町
開業日 1968年5月25日
駅構造 高架駅
駅形態 単式ホーム1面1線
改札口 1箇所
出入口 1箇所
駅員配置 無人駅
支社名 北部九州地域本社
みどりの窓口 なし
キオスク なし
トイレ あり
喫煙所 あり
自動改札機 SUGOCA対応(IC専用簡易自動改札機のみ)
自動券売機 あり
エレベーター なし
エスカレーター なし



(2003年2月19日第一次調査 2010年11月11日 現在)
(最終更新日 2010年12月07日)

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