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2011年3月 九州新幹線開業に伴い 「筑後船小屋」駅に改称・移築しました


船小屋駅-東側出口 西側出口 駅名板


 駅の音

スピーカー:TOAホーン大

上りホームのみ、同時入線時にメロディーが一部バグる(3回目のとき)。
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
1 鹿児島本線 瀬高・大牟田・熊本 方面 接近メロディー+放送(女性) (186KB/38秒) パルティータF PCM
2 鹿児島本線 久留米・鳥栖・博多 方面 接近メロディー+放送(男性) (186KB/38秒)
バグ接近メロディー+放送(男性) (187KB/38秒)
パルティータF PCM
※なお、接近メロディー「パルティータ・メヌエット」は著作権切れのため公開しております。


◆ 2004年3月

スピーカー:TOAホーン丸大

かつては、ホーンスピーカーの丸型を使用していた。
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
1 鹿児島本線 瀬高・大牟田・熊本 方面 接近メロディー+放送(女性) (53KB/10秒) パルティータF MD
2 鹿児島本線 久留米・鳥栖・博多 方面 接近メロディー+放送(男性) (48KB/09秒) パルティータF MD




 駅の様子

ホーム風景(1番線から熊本方面を望む) ホーム風景(2番線から博多方面を望む) 簡易改札機対応
建設中の筑後船小屋駅(新幹線) 建設中の筑後船小屋駅(在来線) 名所案内板


 駅情報

駅・町情報 福岡県の南部、筑後平野に位置する筑後市。船小屋駅は市の南端部に設けられています。市の中心は、お隣の羽犬塚であり、農作物が盛んで田園風景が広がっています。駅開業以来80年以上経過しますが、特急はもちろん快速や準快速と言った優等列車は全て通過する閑散とした無人駅です。
そんな無人駅に2011年3月、九州新幹線全線開通時に、新幹線の駅が設けられるという、安中榛名駅もビックリな新駅「筑後船小屋駅」が、現在の500メートル南に移設・開業します。前途に記したとおり、田園地帯が広がり、コンビニは疎か、スーパーなどの商業施設のないこの地に新幹線が停車するには、やはり深い理由がありました。
そもそも整備新幹線の一環として1961年頃より進められてきた九州新幹線。1998年からの八代以北の着工時には、当初は船小屋に駅設置の予定はなかった。ところが、どこぞの地元議員が“我が町にも新幹線を”と、お決まりの提案が出た。しかし、住民と周辺自治体が猛反対するという事態に発展。むろん理由は言うまでもなく、隣接する停車駅(久留米/新大牟田)との距離が近すぎる・需要が見込めない・建設コストが莫大すぎるなどの理由によるものであった。
結果、猛烈な反対意見を押し切り、2004年6月国の認可取得。駅設立に掛かる一部負担金は、地元筑後市が全額負担したとかしてないとか… と、新駅着工と現在に至っているのだが、開業を半年後に控えた2010年10月現在でも、周辺は変わった様子もなくひっそりとしており、とても新幹線がやってくる歓迎ムードなど全く無い。むろん、開業後も「みずほ」や「さくら」はもちろん、快速などの優等列車が停車することは無いらしい。

そんな閑散とした筑後市南部であるが、売り物と言えば豊かなな田園風景と、駅から東へ1キロ程の場所に位置する「船小屋温泉郷」。国道からも近く、筑後川沿いに建てられた温泉宿は、何とも風光明媚な場所である。

<駅に掲げられているアピールモニュメント>

現駅舎は東側に位置する簡素的なカプセル型。西側には出口と言うものはないが、ホーム脇から、誰かが勝手に造ったであろうレンガの階段と、バイク用の渡り棒が敷設されている。移設後は写真から推測すると、橋上化される見込みであるが、相互の乗換えにはちょいとばかり距離がある。一端改札を出るのかどうかは不明である。
現・駅前は月極駐車場と自販機が1台のみ。周辺は民家が数件あるが、商業施設は無い。
ホームは2面2線の相対型。中央部はワンマン短編成列車対応として、近年嵩上げ工事が施された。
放送・放送設備 接近時にメロディー+放送が3回流れます。 鹿児島本線では、JACROS(在来線指令システム)によりほとんどの駅でメロディーは消滅し、放送の統一が行われている中、都市圏を離れたこの地では懐かしの接近メロディー、バッハ作の「パルティータ第1番変長調メヌエット」の2番が流れます。音程違いで近所の“吉野駅”でも同じメロディーが鳴ります。
昔の電話の保留音や防災無線等で使われていそうなこのメロディーは、2004年の初回調査時より流れており現在に至っていますが、スピーカーの変更が行われています。と言っても、性能が向上していないので、音質は変わらずです。
2010年時の訪問で確認しましたが、上下線の同時入線の場合は、上りホームのメロディー(3回目)がバグり、長さは変わりませんが、曲の後半部が聞ける珍現象が発生します。下り線はそのような現象はありません。
スピーカーは各ホーム僅か1箇所ずつですが、音量がデカく、高い位置にあります。ちなみに1番線はメロディーが小さく声が大きい、2番線はメロディーが大きく声が小さいという謎仕様です。
鳴動タイミングが早く、3回鳴っても特急列車でさえ、被ることは少ないです。


駅住所 福岡県筑後市津島
開業日 1928年07月20日
駅構造 地上駅
駅形態 相対式ホーム2面2線
 1番線-鹿児島本線・下り
 2番線-鹿児島本線・上り
改札口 -
出入口 -
駅員配置 無人駅
支社名 北部九州地域本社
みどりの窓口 なし
キオスク なし
トイレ なし
喫煙所 あり
自動改札機 SUGOCA対応(IC専用簡易自動改札機のみ)
自動券売機 あり
エレベーター なし
エスカレーター なし



(2004年3月23日第1次調査  2010年10月29日2次調査 現在)
(最終更新日 2010年10月30日)

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