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筑前内野駅 駅名板(廃ホームのもの) 駅名板(国鉄型)


 駅の音

スピーカー:ユニホーン中

2009年度、標準放送の「九州主要簡易版」に変更。
路線 方面 駅の音 曲名(本サイト概要) 機材
原田線 桂川・原田 方面 ありません




 駅の様子

出入口付近 ホーム風景(原田方面を望む) ホーム風景(桂川方面を望む)
名所案内板 駅舎跡地 引き込み線


 駅情報

駅・町情報 飯塚市の南部、周囲を山々に囲まれ、国道200号線から西に入った所に筑前内野駅は位置する。
ログハウス風の小さな駅舎は、今世紀に入り立て替えられた物で、かつては木造駅舎が建っていた。ホームは1面1線の単式型。反対側には廃ホームが見えるが、世紀末頃まで使用され、立派な屋根付き跨線橋も掛かっていた。原田線は現在、全線単線の離合設備を持たない路線になってしまっているが、かつてはどの駅でも離合可能であった。この筑前内野駅では、廃ホームにJR九州の駅名板が掛かっていることから、民営化後も使用されていたことには違いない。また、駅舎左側には引き込み線が残っており、貨物駅らしきホームまで現存する。かつてこの駅がどれだけ賑わっていたのか、今では全く想像の付かないほど静まりかえっている。


<昨今まで使用されていた感のある廃ホーム 2002年当時はまだ綺麗だった>

そもそも、この集落が賑わっていたのは江戸時代。東側に大きなバイパスが走る国道200号線の少し手前に、細長い南北の道がアスファルト舗装で現存する。北九州と長崎をも結んだ、旧長崎街道である。この地域、特に南へと続いた街道の冷水峠越えは難所とも言われてきており、鉄道など走っていなかった時代は、宿場町として栄えていた。現在でも当時の区画がほぼそのまま残っており、商業施設などはないものの、古い街並みや建物を見ることが出来る。


<内野宿である当時の地図を描いた物>



街道はのちに国道200号線として整備され、片側2車線の高規格道路は猛スピードでトラックや車が通過するものとなった。その国道の東側には1件のゴルフ場がある。“JR内野カントリークラブ”と称されたゴルフ場は、JR九州が筆頭株主であるジェイアール九州リゾート開発の物件。民営化後、ゴルフ場事業に進出したのは内野が第一号であり、駅の名所案内板にはゴルフ場の名までも載っている。
放送・放送設備 ユニペックスのホーン型スピーカーが設置されていますが、接近・発車共にありません。さらに設置は廃ホーム側のみです。
緊急・防災用の放送でも鳴るかどうかは微妙です。


駅住所 福岡県飯塚市内野7001
開業日 1928年7月15日
駅構造 地上駅
駅形態 単式ホーム1面1線
改札口 -
出入口 -
駅員配置 無人駅
支社名 北部九州地域本社
みどりの窓口 なし
キオスク なし
トイレ なし
喫煙所 あり
自動改札機 なし
自動券売機 なし
エレベーター なし
エスカレーター なし



(2002年7月30日第一次調査 2010年11月11日二次調査 現在)
(最終更新日 2010年11月25日)

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