■ 熊本市交通局 Kumamoto-City Transportation

 ■ 熊本市交通局-概要
開業 1924年
営業キロ 12.1km
電圧 600V 直流
軌間 1435mm
閉塞方式 -
電停数 35
主な車両 1090形 1200形 1350形 8200形 9700形
JR鹿児島本線と豊肥本線に併せるようにして東西に延び、渋滞の多い熊本市の繁華街を市バスと共に受け持つ。東は「健軍町」を始発とし、豊肥本線の「新水前寺」で立体交差しながら、バスの拠点「交通センター」やデパートや商店街が並ぶ「水道町」、観光名所の「熊本城」と主要部を走行する。「辛島町」にて、2号線と3号線が分岐し、それぞれ「上熊本駅」「熊本駅」方面へ西に延びていく。ここに1号線はと言う疑問が残るが、かつては「水道町」電停から北へ熊本電鉄の「藤崎宮」方面へと路線を持っていたが、昭和47年に廃止になっている。
現在はこの二つの路線が市内を駆け巡り、歴史情緒溢れる熊本市内を日々活躍している。どちらの線も統一した放送があり、始発駅では収録はしていないものの音楽が鳴ったりもする。


熊本市交通局 ドア閉め放送 (18KB/03秒)
熊本市交通局 3号線(県立体育館前→本妙寺前)放送 (92KB/18秒)


 洗馬橋電停

3号線の健軍町方面のみ、接近時にメロディー(肥後の手まり唄)が流れる。この唄に出てくる「せんば山」はかつて川の右岸に連なる小高い繁みがあったと言われる。近くを流れる坪井川が「せんば川」ともされているが、その川に架かる橋は「せんば橋」で間違いない。どちらにせよ、この唄がここ肥後の国「熊本」で生まれたことは間違いなさそうだ。 ちなみに「船場」と「洗馬」の両方の書き方がある。駅名は「洗馬」となっているが、近隣の住所は「船場」。昔この辺りが船着き場だったことから命名。また、せんば山やせんば川の“せんば”は「船場」を使うが、この河で馬を洗っていたとも言われ「洗馬」としている。しかし、実際電停がある位置の住所は「新町2丁目」となり、船場町は川の東側となり紛らわしい。

スピーカー:不明
3号線・洗馬橋電停 接近メロディー(肥後てまり唄) (163KB/33秒)
洗馬橋電停 船場山の親子狸 船場ではなく「洗馬」と書く   船場橋高欄


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